原画です。
わたしを産んでくれたおかあさんへ、感謝の気持ちと、会いたかった気持ち、慕う気持ちを込めて描きました。
ポンチャたちを包むたくさんのハート。
そのひとつひとつが、わたしがおかあさんと共感したかった季節、言葉、風、音、匂い、温度、色、感情……。
そんなふうに思いながら描きました。
おかあさん、会いたかったな。
絵を描きながら、いろいろなことを考えました。
絵を通しておかあさんに話しかけている自分に気づきました。
いままで、考えないようにしていたこと。
気づかないふりをしてきた自分の気持ち。
傷つくかもしれないから、こわくて。
焦がれる気持ちの真ん中に立つことは、寂しさも同時に、わたしの心を刺すから、それから逃げてきた。
でも、そうやって鈍感なフリをしていたって、結局フタのしたでは、行き場のない気持ちがグツグツとわいている。
こわがらないで、自分の気持ちの真ん中に立とう。
そう思いました。
壁掛け:○
棚置き:×
サイズ:F10号